​武器・兵器

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武器

一般的には、火器、火薬類、刀剣類その他直接人を殺傷し又は武力闘争の手段として器物を破壊するために用いられる機械、器具、装置等をいう。法令上も特段の定義なしで使われる例が多いが、武器等製造法では、銃砲、銃砲弾、爆発物等を列挙し、産業、娯楽、スポーツ又は救命のために用いられるものを除外している(二①)。また、武器輸出三原則上の武器については、「軍隊が使用するものであって、直接戦闘の用に供されるもの」と定義して使われている。[有斐閣 法律用語辞典 第4版]
 

武器

武器とは、次に掲げる物をいいます(武器等製造法2条1項)。

一 銃砲(産業、娯楽、スポーツ又は救命の用に供するものを除く。以下同じ。)

二 銃砲弾(銃砲用のものをいい、発光又は発煙のために使用されるものを含み、クラスター弾、子弾及び小型爆弾を除く。以下同じ。)

三 爆発物(破壊、燃焼若しくは殺傷又は発光若しくは発煙のために使用され、かつ、信管により作用する物であつて、産業、娯楽、スポーツ又は救命の用に供するもの以外のものをいい、銃砲弾、対人地雷並びにクラスター弾、子弾及び小型爆弾を除く。)

四 爆発物を投下し、又は発射する機械器具であつて、政令で定めるもの

五 前各号に掲げる物に類する機械器具であつて、政令で定めるもの

六 専ら前各号に掲げる物に使用される部品であつて、政令で定めるもの
 

銃砲

銃砲とは、けん銃、小銃、機関銃、砲、猟銃その他金属性弾丸を発射する機能を有する装薬銃砲及び空気銃をいいます(銃砲刀剣類所持等取締法2条1項)。

銃器

銃器とは,装薬銃及び空気銃(圧縮ガスを使用するものを含む。)をいいます(鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律2条6項括弧書き)。

空気銃

空気銃とは,圧縮した気体を使用して弾丸を発射する機能を有する銃のうち、内閣府令で定めるところにより測定した弾丸の運動エネルギーの値が、人の生命に危険を及ぼし得るものとして内閣府令で定める値以上となるものをいいます(銃砲刀剣類所持等取締法2条1項括弧書き)。

刀剣類

刀剣類とは、刃渡り十五センチメートル以上の刀、やり及びなぎなた、刃渡り五・五センチメートル以上の剣、あいくち並びに四十五度以上に自動的に開刃する装置を有する飛出しナイフ(刃渡り五・五センチメートル以下の飛出しナイフで、開刃した刃体をさやと直線に固定させる装置を有せず、刃先が直線であつてみねの先端部が丸みを帯び、かつ、みねの上における切先から直線で一センチメートルの点と切先とを結ぶ線が刃先の線に対して六十度以上の角度で交わるものを除く。)をいいます(銃砲刀剣類所持等取締法2条2項)。

猟銃等

猟銃等とは、左に掲げる物をいいます(武器等製造法2条2項)。

一 猟銃

二 捕鯨砲

三 もり銃

四 と殺銃

五 空気銃(金属性弾丸を発射するものをいい、圧縮ガスを使用するものを含む。)

対人地雷

対人地雷とは、人の存在、接近又は接触によって爆発するように設計された地雷をいいます(対人地雷の製造の禁止及び所持の規制等に関する法律2条)。

クラスター弾

クラスター弾とは、複数の子弾を内蔵し、当該複数の子弾を散布するように設計された砲弾、ロケット弾、爆弾その他の弾薬であって、次に掲げるもの以外のものをいいます(クラスター弾等の製造の禁止及び所持の規制等に関する法律2条2項)。

一 地雷

二 専らミサイルその他の物体を空中において破壊するように設計されたもの

三 十個未満の子弾(次に掲げるすべての要件を満たすものに限る。)のみを内蔵するもの

イ それぞれの子弾の重量が四キログラムを超えるものであること。

ロ それぞれの子弾が殺傷又は破壊の対象となる単一の対象を探知し、かつ、その対象を殺傷し、又は破壊するように設計されているものであること。

ハ それぞれの子弾が主要な起爆装置のほかに、それぞれの子弾自体を自動的に破壊するための電子式の装置を内蔵するものであること。

ニ それぞれの子弾が、爆発するために不可欠な電子式の部分品又は附属品の機能を自動的に失わせるための機能を有するものであること。

小型弾薬

小型弾薬とは,地雷以外の弾薬であって、人の殺傷又は物の破壊のために使用されるもののうち、その重量が二十キログラム未満のものをいいます(クラスター弾等の製造の禁止及び所持の規制等に関する法律2条3項括弧書き)。

子弾

子弾とは、小型弾薬のうち、専ら砲弾、ロケット弾、爆弾その他の弾薬に内蔵されるように設計され、かつ、当該砲弾、ロケット弾、爆弾その他の弾薬から散布された後に爆発するように設計されたもの(専ら前項各号に掲げるものに内蔵されるように設計されたものを除く。)をいいます(クラスター弾等の製造の禁止及び所持の規制等に関する法律2条3項)。

小型爆弾

小型爆弾とは、小型弾薬のうち、専ら容器(複数の小型弾薬を収納し、当該複数の小型弾薬を散布するように設計されたものであって、航空機に取り付けられるものに限る。)に収納されるように設計され、かつ、当該容器から散布された後に爆発するように設計されたもの(ロケット弾、ミサイルその他の散布された後に推力を得るための推進薬を使用するものを除く。)をいいます(クラスター弾等の製造の禁止及び所持の規制等に関する法律2条4項)。

けん銃部品

けん銃部品とは,けん銃の銃身、機関部体、回転弾倉又はスライドをいいます(銃砲刀剣類所持等取締法3条の2第1項柱書)。

火薬類

火薬類とは、左に掲げる火薬、爆薬及び火工品をいいます(火薬類取締法2条1項)。

一 火薬

イ 黒色火薬その他硝酸塩を主とする火薬

ロ 無煙火薬その他硝酸エステルを主とする火薬

ハ その他イ又はロに掲げる火薬と同等に推進的爆発の用途に供せられる火薬であつて経済産業省令で定めるもの

二 爆薬

イ 雷こう、アジ化鉛その他の起爆薬

ロ 硝安爆薬、塩素酸カリ爆薬、カーリツトその他硝酸塩、塩素酸塩又は過塩素酸塩を主とする爆薬

ハ ニトログリセリン、ニトログリコール及び爆発の用途に供せられるその他の硝酸エステル

ニ ダイナマイトその他の硝酸エステルを主とする爆薬

ホ 爆発の用途に供せられるトリニトロベンゼン、トリニトロトルエン、ピクリン酸、トリニトロクロルベンゼン、テトリル、トリニトロアニソール、ヘキサニトロジフエニルアミン、トリメチレントリニトロアミン、ニトロ基を三以上含むその他のニトロ化合物及びこれらを主とする爆薬

ヘ 液体酸素爆薬その他の液体爆薬

ト その他イからヘまでに掲げる爆薬と同等に破壊的爆発の用途に供せられる爆薬であつて経済産業省令で定めるもの

三 火工品

イ 工業雷管、電気雷管、銃用雷管及び信号雷管

ロ 実包及び空包

ハ 信管及び火管

ニ 導爆線、導火線及び電気導火線

ホ 信号焔管及び信号火せん

ヘ 煙火その他前二号に掲げる火薬又は爆薬を使用した火工品(経済産業省令で定めるものを除く。)

がん具煙火

がん具煙火とは、がん具として用いられる煙火その他のこれに類する煙火であつて、経済産業省令で定めるものをいいます(火薬類取締法2条2項)。

兵器

戦闘に用いられる武器、弾薬、通信器材、輸送手段その他の資材。第二次大戦後、兵器の生産、加工は一時禁止されていたが、昭和二八年以降、武器等製造法に基づき、経済産業大臣の許可を受けて製造することが認められている。なお、軍用の車両、船舶、航空機、爆発物など一定の兵器の輸出については、「外国為替及び外国貿易法」によって同大臣の許可を要する(四八①、輸出管理令一)。[有斐閣 法律用語辞典 第4版]
 

化学兵器

化学兵器とは、砲弾、ロケット弾その他の政令で定める兵器であって、毒性物質又はこれと同等の毒性を有する物質を充てんしたもの(その他の物質を充てんしたものであって、その内部で化学的変化を生ぜしめ、毒性物質又はこれと同等の毒性を有する物質を生成させるものを含む。)をいいます(化学兵器の禁止及び特定物質の規制等に関する法律2条2項)。

生物兵器

生物兵器とは、武力の行使の手段として使用される物で、生物剤又は生物剤を保有しかつ媒介する生物を充てんしたものをいいます(細菌兵器(生物兵器)及び毒素兵器の開発、生産及び貯蔵の禁止並びに廃棄に関する条約等の実施に関する法律2条3項)。

毒素兵器

毒素兵器とは、武力の行使の手段として使用される物で、毒素を充てんしたものをいいます(細菌兵器(生物兵器)及び毒素兵器の開発、生産及び貯蔵の禁止並びに廃棄に関する条約等の実施に関する法律2条4項)。

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