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秘密

一般に知られていない事実であって、かつ、知られていないことにつき利益があると客観的に認められるものをいう。秘密を守るべき義務は守秘義務と呼ばれるが、一定の者に対して守秘義務を課し、罰則をもって担保している立法例は多数にのぼる。
[有斐閣 法律用語辞典 第4版]

通信の秘密

特定人がその意思を他の特定人へ伝達する手段としての通信の秘密が侵されないこと。憲法二一条二項は「通信の秘密」を保障しているが、これは、手紙、電話、電報等の通信の秘密が公権力によって侵害されないことを意味する。この保障を具体化するものとして、刑法の信書開封罪(一三三)や郵便法の規定(七・八)等があり、この保障を制限するものとして、刑事訴訟法(八一・一〇〇)等の規定がある。
[有斐閣 法律用語辞典 第4版]
 

営業上の秘密

刑法上、医師、薬剤師、医薬品販売業者、助産師、弁護士、弁護人、公証人若しくはこれらの職にあった者又は宗教、祈禱(きとう)若しくは祭祀(さいし)の職にあり若しくはあった者が漏らすことを禁じられている他人の秘密のこと(一三四)。なお、類似の制度が、国家公務員法(一〇〇①・一〇九)、地方公務員法(三四①・六〇)等により「職務上の秘密」として個別に制度化されている。
[有斐閣 法律用語辞典 第4版]


職業の秘密

職業の秘密とは,その事項が公開されると,当該職業に深刻な影響を与え以後その遂行が困難になるものをいいます(民事訴訟法197条1項3号・最判平成18年10月3日民集第60巻8号2647頁)。また,証言拒絶権との関係について,「ある秘密が上記の意味での職業の秘密に当たる場合においても,そのことから直ちに証言拒絶が認められるものではなく,そのうち保護に値する秘密についてのみ証言拒絶が認められると解すべきである。そして,保護に値する秘密であるかどうかは,秘密の公表によって生ずる不利益と証言の拒絶によって犠牲になる真実発見及び裁判の公正との比較衡量により決せられるというべきである。」と判示しました。

報道関係者の取材源

「報道関係者の取材源は,一般に,それがみだりに開示されると,報道関係者と取 材源となる者との間の信頼関係が損なわれ,将来にわたる自由で円滑な取材活動が 妨げられることとなり,報道機関の業務に深刻な影響を与え以後その遂行が困難になると解されるので,取材源の秘密は職業の秘密に当たるというべきである。そして,当該取材源の秘密が保護に値する秘密であるかどうかは,当該報道の内容,性質,その持つ社会的な意義・価値,当該取材の態様,将来における同種の取材活動が妨げられることによって生ずる不利益の内容,程度等と,当該民事事件の内容,性質,その持つ社会的な意義・価値,当該民事事件において当該証言を必要とする程度,代替証拠の有無等の諸事情を比較衡量して決すべきことになる。」

営業秘密

営業秘密とは、秘密として管理されている生産方法、販売方法その他の事業活動に有用な技術上又は営業上の情報であって、公然と知られていないものをいいます(不正競争防止法2条6項)。

特定秘密

​特定秘密とは,行政機関の所掌事務に係る別表に掲げる事項に関する情報であって、公になっていないもののうち、その漏えいが我が国の安全保障に著しい支障を与えるおそれがあるため、特に秘匿することが必要であるもの(特別防衛秘密に該当するものを除く。)として当該行政機関の長(当該行政機関が合議制の機関である場合にあっては当該行政機関をいい、前条第四号及び第五号の政令で定める機関(合議制の機関を除く。)にあってはその機関ごとに政令で定める者をいう。)が指定したものをいいます(特定秘密の保護に関する法律3条1項)。 

特別防衛秘密

特別防衛秘密とは,とは、左に掲げる事項及びこれらの事項に係る文書、図画又は物件で、公になつていないものをいいます(日米相互防衛援助協定等に伴う秘密保護法1条3項)。

一 日米相互防衛援助協定等に基き、アメリカ合衆国政府から供与された装備品等について左に掲げる事項

イ 構造又は性能

ロ 製作、保管又は修理に関する技術

ハ 使用の方法

ニ 品目及び数量

二 日米相互防衛援助協定等に基き、アメリカ合衆国政府から供与された情報で、装備品等に関する前号イからハまでに掲げる事項に関するもの

合衆国軍隊の機密
合衆国軍隊の機密とは,合衆国軍隊についての別表に掲げる事項及びこれらの事項に係る文書、図画若しくは物件で、公になつていないものをいいます(日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定の実施に伴う刑事特別法6条1項)。

情報成果物

情報成果物とは、次に掲げるものをいいます(下請中小企業振興法2条3項,下請代金支払遅延等防止法2条6)。

一 プログラム

二 映画、放送番組その他影像又は音声その他の音響により構成されるもの

三 文字、図形若しくは記号若しくはこれらの結合又はこれらと色彩との結合により構成されるもの

四 前三号に掲げるもののほか、これらに類するもので政令で定めるもの

プログラム

プログラムとは、電子計算機に対する指令であって、一の結果を得ることができるように組み合わされたもの(不正競争防止法2条8項),又は,電子計算機を機能させて一の結果を得ることができるようにこれに対する指令を組み合わせたものとして表現したものをいいます著作権法2条1項10号の2)。

コンテンツ

コンテンツとは、映画、音楽、演劇、文芸、写真、漫画、アニメーション、コンピュータゲームその他の文字、図形、色彩、音声、動作若しくは映像若しくはこれらを組み合わせたもの又はこれらに係る情報を電子計算機を介して提供するためのプログラムであって、人間の創造的活動により生み出されるもののうち、教養又は娯楽の範囲に属するものをいいますコンテンツの創造、保護及び活用の促進に関する法律2条1号)。

放送番組

放送番組とは、放送をする事項の種類、内容、分量及び配列をいいます(放送法2条28号)。

教育番組

教育番組とは、学校教育又は社会教育のための放送の放送番組をいいます(放送法2条29号)。

教養番組

教養番組とは、教育番組以外の放送番組であつて、国民の一般的教養の向上を直接の目的とするものをいいます(放送法2条30号)。

解説番組

解説番組とは、テレビジョン放送において送られる静止し、又は移動する事物の瞬間的影像を視覚障害者に対して説明するための音声その他の音響を聴くことができる放送番組をいいます(身体障害者の利便の増進に資する通信・放送身体障害者利用円滑化事業の推進に関する法律2条2項)。

字幕番組

字幕番組とは、テレビジョン放送において送られる音声その他の音響を聴覚障害者に対して説明するための文字又は図形を見ることができる放送番組をいいます(身体障害者の利便の増進に資する通信・放送身体障害者利用円滑化事業の推進に関する法律2条3項)。

知的財産

知的財産とは、発明、考案、植物の新品種、意匠、著作物その他の人間の創造的活動により生み出されるもの(発見又は解明がされた自然の法則又は現象であって、産業上の利用可能性があるものを含む。)、商標、商号その他事業活動に用いられる商品又は役務を表示するもの及び営業秘密その他の事業活動に有用な技術上又は営業上の情報をいいます(知的財産基本法2条1項)。

意匠

意匠とは、物品(物品の部分を含む。第八条を除き、以下同じ。)の形状、模様若しくは色彩又はこれらの結合であつて、視覚を通じて美感を起こさせるものをいいます(意匠法2条1項)。

登録意匠

登録意匠とは、意匠登録を受けている意匠をいいます(意匠法2条4項)。

秘密意匠

秘密意匠とは,意匠権の設定の登録の日から一定の期間秘密にされる意匠をいいます(意匠法14条1項参照)。
 

商標

商標とは、人の知覚によつて認識することができるもののうち、文字、図形、記号、立体的形状若しくは色彩又はこれらの結合、音その他政令で定めるもの(以下「標章」という。)であつて、次に掲げるものをいいます(商標法2条)

一 業として商品を生産し、証明し、又は譲渡する者がその商品について使用をするもの

二 業として役務を提供し、又は証明する者がその役務について使用をするもの(前号に掲げるものを除く。)

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