​理念

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条理

社会生活における根本理念であって、物事の道理、筋道、理法、合理性と同じ意味。社会通念、社会一般の正義の観念、公序良俗、信義誠実の原則等と表されることもある。一般的には法の欠缺(けんけつ)を補うものとして考えられ、裁判事務心得(明八太告一〇三)によれば、成文法も慣習もないときに裁判の基準としてとり上げられるものとされている。民事調停法一条に用例がある。[有斐閣 法律用語辞典 第4版]
 

この法律は、民事に関する紛争につき、当事者の互譲により、条理にかない実情に即した解決を図ることを目的とする(民事調停法1条)。
 

衡平

一般的な法規範を解釈し、個別事項に適用するに際して、具体的な妥当性を実現するための原理。古くは、アリストテレスが、個別的正義の実現のために衡平の原理によって一般的法規を補正する必要性を説いた。古代ローマの法務官法やイギリスのエクイティは、衡平の原理に基づいてなされた法の解釈・適用が集積したものである。
[有斐閣 法律用語辞典 第4版]

 

衡平と善

国際裁判の準則として挙げられることのあるもので、例えば、国際司法裁判所規程三八条は、当事者の合意があるときは同裁判所が衡平及び善に基づいて裁判をする権限を有するとの趣旨を規定している。
[有斐閣 法律用語辞典 第4版]
仲裁廷は、当事者双方の明示された求めがあるときは、前二項の規定にかかわらず、衡平と善により判断するものとする(仲裁法36条3項)。

法の支配

法の支配とは,「人の支配」に対する概念で、人による恣意的な支配を排除し、予め定められた法に基づく支配によって自由を確保することを目的とする概念です(衆議院憲法審査会事務局「立憲主義、憲法改正の限界、違憲立法審査の在り方」に関する資料」(衆議院憲法審査会,衆憲資第91号,2016年)7頁)。

その実現のためには、第一に、自由を保障する内容の法(正しい法)の制定が必要であり、第二に、その法の忠実な適用・執行が必要であると考えられています。

 

前者については、①法律の制定に抑制・均衡(checks and balances)のメカニズムを組み込む方法,②法律の制定に国民の同意を得るという方法が考えられます。これらを支える理念は,①権力分立(抑制・均衡)と②国民主権です。したがって,法の支配は権力分立国民主権の原理に密接に結びついています(同上8頁参照)。

また後者については,すなわち法の忠実な執行という要請を実現するために,法を制定する権力(立法権)と執行する権力(執行権)と法の争いを裁定する権力(裁判権)を分離し異なる機関に授けることが考えられました。これが三権分立であり,ここでも権力分立の原理が法の支配を支えるメカニズムとして機能します(同上9頁)。

権力分立

権力分立(の原理)とは,法の支配を支える理念であって,一般に,正しい法律制定のための「抑制・均衡」の原理及び忠実な法律執行のための立法・執行・司法の(狭義の)「三権分立」の両側面を含めていいます(衆議院憲法審査会事務局「立憲主義、憲法改正の限界、違憲立法審査の在り方」に関する資料」(衆議院憲法審査会,衆憲資第91号,2016年)9頁)。

 

権力分立を三権分立(広義)ともいいます(有斐閣「法律用語辞典[第4版]参照)。

透明性

透明性とは,意思決定についての内容及び過程が当該意思決定をした者以外の者に対して明らかであることをいいます(行政手続法1条参照)。

行政手続法1条

「透明性(行政上の意思決定について、その内容及び過程が国民にとって明らかであることをいう。…)」

食品衛生

食品衛生とは、食品、添加物、器具及び容器包装を対象とする飲食に関する衛生をいいます(食品衛生法4条6項)。

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